ピロ亜硫酸ナトリウム
「別名」 メタ重亜硫酸ナトリウム
「英語」:Sodium Metabisulfite
「化学式」:Na2S2O5
「式量」:190.10
「国家標準」:
指標名称 | 指標 |
ピロ亜硫酸ナトリウム% | ≥二酸化硫黄で計算 65 |
鉄 | ≤0.005 |
PH | 4—4.6 |
重金属Pb計数% | ≤0.002 |
ヒ素% | ≤0.0002 |
外観:白い結晶粉末或いは微黄な結晶粉末。 |
「用途」:
医薬工業においてはクロロホルム、ソラプソン、ベンズアルデヒドなどを生産する際に使われている。ゴム工業で凝固剤として使われている。捺染工業では漂白したコットンの脱塩剤、それともコットンを精錬する時の助剤とする。製革工業で使われるなら、革をもっと柔らかくする上に革の丈夫さを改善して、防水、抗折、耐磨耗や様々の性能を持たせる。化学工業でヒドロキシ基バニリン、塩酸ヒドロキシルアミンを生産する際に使われている。写真工業においては、現像液として使われている。食品工業においては漂白剤、防腐剤、充填剤、抗酸化剤、発色剤、食品保存剤など様々の使い道がある。
「物理と化学性質」:
白い結晶粉末或いは微黄な結晶粉末。相対密度は1.4、水に溶ける(20℃の時の溶解度は54 g/100 ml、100℃の時の溶解度は81.7g/100ml);水溶液は酸性を示す;グリセリンに溶ける、エタノールには溶解度が低い;湿らせても良い場合は分解しやすい;空気にさらすと酸化されて硫酸ナトリウムとなる;強酸と接触したら二酸化硫黄を放出して、対応の塩類が生成する。150℃の温度で分解する。